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インタビュー

ニッチでも、 メインストリームでも、 勝負できる企業に。

上級執行役員 セールスソリューション本部長
  • 緒方 悠

メインストリームに挑むことで、
さらなる成長を。

DMMの社員に共通する特徴は、「稼ぐこと」への嗅覚に優れていることです。私自身もそうですが、みんな商売が大好き。だからこそニッチな分野で新たな事業を生み出し、今日まで成長してこられたのだと思います。私のいるセールスソリューション本部には、さまざまな事業があります。たとえば、アミューズメント、フットボール事業部、レース事業部、バーチャルオフィス事業部、チャットブースト事業部、AUTO事業部、ヘルスケア事業部。しかし、さらなるスケールアップをはかるには、今までのようにニッチを狙うことに加えて、社会のメインストリームでも勝負できる事業を育てる必要があります。

わかりやすい取り組みのひとつがフットボール事業です。DMMでは2017年にサッカーベルギー1部リーグのクラブ「シント・トロイデン」を買収しました。沖縄にある「DMMかりゆし水族館」など、社会的な注目度の高い分野で積極的に事業を展開しています。これらの事業を通じてDMMの社会的なイメージがさらにポジティブなものへと変化すれば、社員たちのモチベーションアップにもつながるでしょう。社内のリソースが充実し、企業としての体力が十分についた今こそ、より大きなステージで勝負していく好機だと考えています。

 

どんな事業でも
「儲けること」が大前提。

もちろんメインストリームでのチャレンジも、きちんと利益を上げることが大前提です。私自身が提案したシント・トロイデンの買収にしても、収益を上げるための明確なビジョンがありました。初めは亀山会長から「お前がサッカー好きだからやりたいだけやろ!」と言われていましたが、もちろん違います。

日本にいると想像しづらいかもしれませんが、ヨーロッパではクラブチームの経営はビッグビジネスです。サッカーの試合がオーナーやスポンサーの交流の場になっているため、そこから新たなビジネスにつなげられるメリットもあります。さらに今後は、クラブ運営で培ったネットワークやブランド力を生かして、ヨーロッパ進出を狙う日本企業のお手伝いをすることもできるでしょう。こうしたビジネスとしての高いポテンシャルを感じたからこそ、シント・トロイデンの買収へと踏み切れたのです。

 

自らの好きな分野で
事業を立ち上げられる。

収益さえあげられるのなら、自分の興味のある分野で自由に事業を立ち上げられることは、DMMで働く面白さのひとつです。私自身もサッカーに限らず、自分の好きなものをアイデアの源にしてきました。例えば、パチンコ・パチスロ総合情報サイト「ぱちタウン」にしても、パチンコを好きだったからこそ仲間と一緒に立ち上げられた事業だと思います。

もちろん、事業の立ち上げはひとりでは不可能です。事業を陰からサポートしたり、ときにはブレーキをかけながら成功へと導いてくれる仲間も必要となります。そうした縁の下の力持ちになれる人材も大切です。自ら事業を立ちあげる人と、それを支えると人が両輪となって成長していく。これこそが、これからも変わらぬ、DMMのあるべき姿だと思っています。

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