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本書概要
人生には選択肢があるのだろうか——。
二人の男が社会に投じた小さな波紋は、さまざまな人を巻き込みながら、大きなうねりになりつつある。
学歴や家庭環境などで苦しい立場にある若者に向けて就職支援をおこなう「ハッシャダイソーシャル」創設者、関係者と彼らのに取り組みに参加した若者、学校教員、生徒の＜語り＞を通し、貧困、教育、労働、格差などの問題をビビッドに浮き彫りにしていく群像劇。
糸井重里氏、山口周氏、絶賛。
「人生は選べる」発売決定に寄せての思い
■著者・篠原匡さんのコメント
著者の篠原さんより、今回の発売にあたってコメントをいただきました。
言葉とは、揮発性の高い香料のようなもの。その温かく、本質をついた言葉は、聴く者の心を振るわせ、時に人生の指針となるが、口に出した途端、空気の中に溶けていく。
彼らの取り組みも同じだ。全国の教育現場を回り、人生における選択と自己決定の重要性を説くという活動は時代が求めているものだが、何かの形として残さなければ、日々の出来事に上書きされて消えていく。
その軌跡を書き残す人間として、私が適任なのかどうかはわからない。ただ、彼らと出会い、彼らが手を差し伸べている人々の現実を知る中で、ハッシャダイソーシャルとその仲間の物語を残したい──。そう思う自分がいた。
うまく書けているのかどうか、正直、自信はないけれど、広く社会に伝えるべきものだと確信している。
ジャーナリスト・編集者、篠原匡
■糸井重里さん、山口周さん推薦文
金力はないが、全力がある。
出身はどうでも、全身でぶつかる。
出世よりも、出発をしたい。
奇跡じゃない、足跡だ。
糸井重里
宿命も運命もありません、「人生は選べる」。
若い人だけでなく、
全ての人にこの言葉を噛み締めてほしい。
山口周
書誌情報
定価 ：1,870円（本体1,700円＋税10％）
著者：篠原匡
発行元：朝日新聞出版
発刊：2024年3月19日
一般社団法人HASSYADAI socialについて
一般社団法人HASSYADAI socialは、「Choose Your Life!それでもなお、人生は選べる。」をスローガンに掲げ、1人でも多くの若者がどのような環境からでも自分の人生を自分で選択できる社会を目指して活動をしています。全国の高校や少年院、児童養護施設と連携したプログラムを年間100箇所以上で実施する他、トヨタ自動車と共同で実施する高校生年代の若者向けプログラム「project:ZENKAI」や、若年層の詐欺被害を未然に防ぐための「騙されない為の教科書プロジェクト」、18歳の節目をお祝いする『CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式」などを行っています。
