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インタビュー

ボーダレスに翔ける、 グローバル企業を 目指して。

執行役員 グローバルビジネス本部長
  • 今井 エスター

DMMの次なる舞台は
「世界」です。

世界を舞台にしよう。はじめて亀山会長にお会いしたときに、そう熱く語り合ったことを今でも鮮明に覚えています。その言葉通り DMM がこれから狙っていくのは、グローバルな市場です。そのために、海外子会社への権限委譲を進め、それぞれの子会社がより柔軟に新たな事業を展開できる体制を整えました。たとえばコートジボワールではアプリを開発する子会社が、ルワンダでは EC プラットフォームを運営する子会社などが動き出しています。これらはあくまで一例です。それ以外の国々でも、DMM の子会社は事業を展開しています。

2019 年の 2 月にグローバル本部長に就任した私の役目は、こうした動きを加速すること。外資系企業の財務畑を渡り歩いてきた経験を生かして、海外子会社と日本本社の架け橋になりたい。最近では、スタートアップ関連のイベントにも積極的に参加しています。ここで新たなビジネスのアイデアを日本に持ち帰ることも私の役目です。世界と日本をつなぐことで、次なるビジネスチャンスを生み出していきたいと考えています。

 

グローバル人材の
ロールモデルになりたい。

私のもうひとつの役割は、外国籍の社員のロールモデルになること。現在、DMMで働く外国籍の社員は全体の 10%程度(2019年2月時点)ですが、今後はこの割合が増えていく見込みです。外国からやってきた彼らは、言葉や商習慣の違いに戸惑いを感じてもおかしくありません。私自身もそうだったからよくわかります。そんな彼らフォローして、誰もが能力を発揮できる環境を作っていきたい。

一方で、日本企業である DMM に入っていい意味で驚かされたのは、意思決定がすごく速いこと。会長や村中 COO の OK が出れば、すぐにプロジェクトが走り出します。このスピード感は、外資系企業と比べても圧倒的です。ステークホルダーが少ないおかげで迅速な意思決定ができることは、DMM の大きな強みです。

 

世界中の人々の
憧れとなる企業を目指して。

今後 10 年間でグローバルなビジネス環境は様変わりするはずです。すでに先進国ではあらゆるものが IT 化されつつありますが、この流れは発展途上国にも波及していくでしょう。スマートフォンに変わる新たなデバイスも普及しているはず。こうした大きな時代の変化のなかで DMM がさらに成長するために必要となるのは、自発的に考えて行動のできる人材です。個人の力には限界がありますが、自分からアイデアを生み出せる人同士でチームを組めば、可能性は無限に広がっていくからです。

そんな高いポテンシャルを秘めた人材が、世界中から集まってくるようになったら最高ですね。シリコンバレーの企業で働きたいから、サンフランシスコで暮らす。そんな感覚で「憧れの DMM で働くために日本に来た」と言ってもらいたい。それくらい圧倒的なブランド力を持った企業にしていくことも、これからの私の目標です。