教材の内容
本教材ではトラブルリスト(※1)を参考にしながら独自の観点で皆さんに特に注意いただきたい詐欺・悪徳商法の6つについて、事例を交えながら注意点や対処法を解説しています。さらに、詐欺や悪徳商法ではないものの、トラブルが多く、正しい理解が必要なクレジットカードのリボ払いについても番外編として取り上げています。
<注意すべき7つのトピックス>
1.フィッシング詐欺
2.無料商法
3.タレント・モデル契約詐欺
4.マルチ商法
5.現金配り詐欺
6.アルバイト詐欺
7.リボ払い(番外編)
・HP:https://social.hassyadai.com/consumer-edu
・申し込みフォーム:https://social.hassyadai.com/consumer-edu-contact
※1:「国民センター 成年年齢引き下げ後の18歳・19歳の消費者トラブル状況」
和歌山県教育委員会 コメント
インターネットやスマートフォン等の普及により、身近なところに悪意のある情報があふれており、生徒一人一人が情報を取捨選択して取り扱う必要性が高まっています。特に18歳が成年になったことで、詐欺・悪徳業者の標的とされていることを知ってもらう必要があります。誰もが被害者となりうることを自覚し、自分の被害を防ぐのはもちろんのこと、友人の被害を防ぐ一助としてもらえればと思います。
今後の展開
今回、「騙されない為の教科書」が和歌山県内の高校全61校・24,633名へ配布されることが決定しました。「騙されない為の教科書」について、2023年度は10万人を目標に普及活動を進め、ゆくゆくは、日本のすべての高校3年生(約100万人)に配布することを目指します。
また、本教材の配布や講演活動以外にも、若者が詐欺や悪徳商法の被害にあわない、騙されないために貢献できることはないか、今後も検討を進めてまいります。
一般社団法人HASSYADAI socialについて
一般社団法人HASSYADAI socialは、全国の高校・少年院・児童養護施設など゙450校以上でキャリア教育を提供する団体です。「生まれ育った環境にかかわらず、自分の人生を自分で選択できる社会」を実現するために、全国の高校生向けの授業やイベント、オンラインプログラムの提供など幅広い活動を行っています。