プロジェクトについて
牽牛子塚古墳は、飛鳥時代の女帝・斉明天皇が葬られている可能性が高く、歴史的価値の高い文化財とされています。また、八角形の古墳の形が、アサガオの花びらに似ていることから「アサガオ塚」とも呼ばれ、地域でもなじみの深い古墳として親しまれています。明日香村では2017年より牽牛子塚古墳の復元整備に取り組んでおり、2022年3月6日から一般公開を開始します。
牽牛子塚古墳をはじめとした村内の文化財は今も地下で良好に保存されており、発掘調査によってその全貌が明らかとなりつつあります。その中でも村内の15の遺跡や古墳は「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として世界文化遺産の構成資産候補となっています。早ければ2024年に登録が見込まれ、今後多くの方に本地域を知っていただき、訪れていただけることを期待しているところです。しかし文化財を美しく保ち、後世の人々へ適切に伝えるには、現代を生きる私たちが適切に管理する必要があります。
そのため、今回はまず構成資産候補で復元整備が完成する牽牛子塚古墳に焦点を当て、2022年3月6日より「ガバメントクラウドファンディング®」を活用した古墳保全プロジェクト、御朱印・御朱印帳の販売を開始いたします。今後も、牽牛子塚古墳を含む明日香村の文化財保存、さらには地域活性化に向け様々な支援に取り組んでまいります。
プロジェクト①:「ガバメントクラウドファンディング®」を活用した古墳保全プロジェクト
明日香村では、国民の財産としても貴重である牽牛子塚古墳を未来へ伝えていくため、2020年よりアサガオプロジェクトを開始しました。アサガオを通じて牽牛子塚古墳に親しみを感じていただくとともに、貴重な文化財を未来へ伝える機運を醸成していくことを目指しています。今回は、ふるさと納税で募る「ガバメントクラウドファンディング®」を活用し、アサガオプロジェクトに必要な経費のうち、約3割にあたる150万円のご支援を目標にしております。
【概要】
・プロジェクト名:古墳にアサガオを咲かせ、牽牛子塚古墳を未来に伝えよう!
・目標寄付額:150万円
・期間:2022年3月6日~2022年4月30日
・寄付の方法:
≪ふるさとチョイスでのお申込み≫ https://www.furusato-tax.jp/gcf/1621
※募集期間は、延長する場合がございます。
・寄付金の使い道:
ー古墳にアサガオを咲かせよう!
牽牛子塚古墳周辺にアサガオを咲かせ、全国的にも珍しい古墳×花の景観をお楽しみいただきます。
ー暗闇に浮かび上がる古墳を見よう!
牽牛子塚古墳のライトアップを実施し、暗闇に浮かび上がる幻想的な景観をお楽しみいただきます。
ー古墳の美しい姿を保とう!
牽牛子塚古墳を美しく保ち続けるため、芝生の保護や草刈り等を実施します。
●ガバメントクラウドファンディング® (GCF®)について
国内最大のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役 川村憲一、https://www.trustbank.co.jp/ 以下 トラストバンク)が提供するクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組みです。自治体がプロジェクトオーナーとなり、関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで広く資金を調達し、寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができます。
※ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、トラストバンクの登録商標です。
プロジェクト②:オリジナル御朱印・オリジナル御朱印帳の販売
御朱印や御朱印帳は近年、寺社以外にも裾野が広がり、観光の記念として人気となっています。多くの方に牽牛子塚古墳や明日香村の魅力を知っていただけるよう、古墳や斉明天皇、アサガオをモチーフとした切り絵の特別記念御朱印と、明日香村の魅力が詰まった刺繍デザインの御朱印帳を制作いたしました。
●オリジナル御朱印について
2016年に明日香アートヴィレッジへの参加や、2017年に「飛鳥 光の回廊」開催時に飛鳥寺で切り絵作品を展示するなど、明日香村とゆかりのある切り絵作家・望月めぐみ氏による、切り絵仕様の特別記念御朱印です。牽牛子塚古墳や斉明天皇、アサガオの花びらが繊細かつ大胆にデザインされています。販売は数量限定で、3月6日の一般公開開始日のみを予定しています。
【概要】
・販売価格: 1,800円(税込)
・販売先: 一般社団法人 飛鳥観光協会/牽牛子塚古墳にて販売
・販売開始日:2022年3月6日(※数量限定にて販売)
【制作コンセプト】望月めぐみ氏より
「牽牛子塚古墳の被葬者と考えられている斉明(皇極)天皇は、干ばつの中、飛鳥川上流で自ら雨乞いを行い、その雨が天下を潤したと日本書紀に記されています。
この、雨を祈る斉明(皇極)天皇の姿をシルエットで表し、天から宝雨が降り注ぐ様を、牽牛子塚古墳の出土品である七宝飾金具やガラス玉を散りばめ、象徴的に表現しました。また、御朱印が押される部分は、特徴的な八角墳を真上から捉えた形に描き起こし、アサガオの中に浮かび上がるようにデザインしています。
かつてその形状から「あさがお塚古墳」と呼ばれていたことにちなみ、明日香村の皆さんにより、古墳周辺にアサガオを植える計画が進められています。飛鳥時代に恵みの雨をもたらした天皇のものとされる陵が、現代の人々の手によって植えられたアサガオの中に浮かび上がる姿は、千三百年以上の時を超え、人と人の心が通い合うようで感動します。このイメージをそのままに絵柄を構想し、切り絵を制作しました。
貴重な遺産を未来に届けるべく、復元公開されるこの機会に、この御朱印が古(いにしえ)からつづく土地の記憶に思いを馳せる縁(えにし)となりますよう願っています」
【作家プロフィール】
望月めぐみ(切り絵作家)
東京学芸大学在学中より切り絵作家として活動開始。京都在住。一枚の紙を刻んで生まれる切り絵特有の緊張感のある透過美を活かし、寺院や茶室といった伝統建築における大型のインスタレーション作品を多く手掛ける。テーマは古今東西の神話や思想。京都を中心に歴史遺産に学び、人間の普遍の精神性を現代作品として再創出する。また、素材への関心から国内外の紙漉きの取材を続けている。著書「平安絵巻の素敵な切り絵」(PHP研究所)。スイス切り絵協会会員。http://www.mochime.com/
●オリジナル御朱印帳について
高松塚古墳とキトラ古墳から出土した飾り金具や、飛鳥寺の花組・星組の瓦の模様を表現した、高級感のある刺繍デザインの御朱印帳です。金色と銀色をベースに、清楚の中にも華やかさのある色合いに仕上げました。裏面には明日香村のグランドデザインである「飛鳥」を刺繍しています。
【概要】
・販売価格: 3,300円(税込)
・販売先: 一般社団法人 飛鳥観光協会/飛鳥びとの館にて販売
・販売開始日:2022年3月20日
明日香村について
明日香村は、石舞台古墳や高松塚古墳、キトラ古墳をはじめとした特別史跡や国宝が数多く存在する地域です。「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」を2024年に世界文化遺産へ登録することを目指し、文化資源の魅力増進や、来訪者の受入体制の強化に取り組んでいます。
牽牛子塚古墳は「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産候補の1つで、明日香村では2017年より牽牛子塚古墳の復元整備に取り組んでおり、2022年3月5日に完成予定、6日から一般公開予定です。
DMMは明日香村を象徴する文化財の収益化を軸とした新たな産業や事業の創出、地域課題の解決を目的に、2021年2月に包括連携協定を締結しました。
▼包括連携協定に関する発表
https://dmm-corp.com/press/service/492/
・明日香村ホームページ:https://asukamura.jp/
DMM 地方創生について
DMMは2019年より「DMM 地方創生」として地方創生事業に参入し、「事業創出企業として地域に貢献する持続可能な事業を生み出す」をミッションに、展開する50以上の事業を通じてこれまでに培ってきたノウハウ・専門人材・ネットワークを活用した事業企画を地域ごとの課題に応じて提供しています。
DMM 地方創生は、領域問わず様々な事業を創出いたします。
下記キーワードでのお悩みや課題がございましたら、ぜひご相談ください。
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・DMM地方創生ホームページ:https://sousei.dmm.com/
合同会社 DMM.com について
会員数3,545万人(※)を誇る総合サービスサイト「DMM.com」を運営。1998年の創業からこれまで、動画配信、FX、英会話、ゲーム、太陽光発電、3Dプリントなど50以上のサービスを展開。沖縄での水族館事業参入、ベルギーでのサッカークラブ経営など、様々な事業を手掛けてまいりました。また2018年より若手起業家の支援を強化、「DMM VENTURES」による出資や、M&Aなどを積極的に展開しています。今後も、コーポレートメッセージ「誰もが見たくなる未来。」とともに、変化と進化を繰り返しながら、新たな事業に挑戦してまいります。
※2021年2月時点
企業サイト:https://dmm-corp.com/
プレスキット:https://dmm-corp.com/presskit/