東京都「心のバリアフリー」サポート企業とは
東京都が、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、企業等と連携し、心のバリアフリーに対する社会的機運の醸成を図るため、意識啓発等に取り組む企業等を「心のバリアフリー」サポート企業として登録するものです。
「心のバリアフリー」は、高齢の人や障害のある人、乳幼児を連れた人など、誰もが円滑に移動し、さまざまな活動を楽しめるまちづくりを進めるには、施設整備だけでなく、全ての人が平等に参加できる社会や環境について考え、必要な行動を続けることとされています。
参考:http://www.crp.co.jp/kokoro_support/
DMMにおける「心のバリアフリー」の主な取り組み
・専門組織の設立
障害者雇用の受け入れ体制を作り上げるため、採用から雇用管理までを行う専門部署「ビジネスクリエーション部」を2015年2月に設立しました。
在宅勤務制度を導入し、定期的な面談を通じて当人の体調や能力に合ったキャリアアップを推進しています。また社内の事業貢献においては、他部署から業務を受託し、自社サービスの運用保守やバックオフィスの支援を担っています。
・障害者雇用にテレワークを導入
障害者雇用を始めるにあたり、身体障害者にとって課題である通勤困難や、精神障害者の課題である人間関係の不安などの課題がありました。そこで、リモートワークなら通勤困難の解消、人間関係が苦手な人の負担も軽減されると考え、自宅でのテレワークを導入しています。
また、2019年には、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構主催「平成30年度障害者雇用職場改善好事例」において、優秀賞(高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞)を受賞いたしました。
参考リリース:https://dmm-corp.com/press/press-release/24308
今後の取り組み
DMMでは、ビジネスクリエーション部を通じて、障害者の方々が社内で
- 事業サービスの運営
- デザイン業務
- バックオフィスへの支援
など様々な業務で活躍しています。
今後の取り組み目標として、社内で培ったノウハウを活かし、障害者デザイナーチームの構成でデザイン業務を外部から受託する事業展開にチャレンジします。
また、独自で取り組んだテレワークを活用した障害者雇用事例を社外発信し、障害者のさらなる社会参画の可能性を促進してまいります。
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