通販事業を開始した背景
近年、広告費はインターネットがテレビを上回り、その傾向は加速しています。また、メインの放送事業の他に不動産収入を収益源としているテレビ局は多いですが、それも人口減少の日本において中長期的には期待できません。そのため、今のテレビ局のビジネスモデルは、新しい収益の柱となる事業が求められています。
朝日放送グループHDの持つテレビの発信力と、DMMの持つデジタルの展開力や50以上の事業シナジーを組み合わせることで、今までにない新しい価値を提供できると考え、事業開始に至りました。
通販事業の特徴
・特徴①:ECに繋がる入口の1つとしてテレビの力を活用し、テレビとECを融合させた購買体験を創出
ワンデイ・デザインはECに繋がる入口の1つとしてテレビの力を活用することで、テレビとECを融合させた購買体験を創出します。
インターネットでは、多種多様の商品が広く扱われるため、商品の見定めは購買者の個々のリテラシーによるところも大きいですが、テレビは事前に厳しい広告審査基準があるため、商品をしっかり目利きし信用力を担保した形で、商品の魅力を多くの人に届けることができるという利点があります。
本事業では、そこに行けばクオリティが担保された良い商品が見つかる、信頼とブランドに長けた、さながらオンライン上の総合百貨店のような場を提供してまいります。
・特徴②:商品提供者と消費者が継続的に繋がる仕組み作りを目指す
ワンデイ・デザインは、1度の購買で終わらない、サービス提供者と消費者が継続的に繋がっていける仕組み作りを目指します。
従来のテレビの売り方は、単発で流して終わることが普通になっていますが、サブスクリプションモデルのサービスのように継続課金の仕組みを取り入れるなど、既存の通販番組やECサイトには無い付加価値の創出ができると考えております。CMよりも尺が長い番組枠を活用することで丁寧に商品の特徴や魅力を表現できるため、ウェルネス商材など、消費者に正しく理解してもらうのに少し時間がかかるような商材も、今後紹介予定です。
・特徴③:地方が持続的に潤う仕組み作りにも貢献
DMMでは地方創生事業や農業事業をはじめ、50以上の事業を展開しており、連携することで地方が持続的に潤う仕組み作りにも貢献できると考えております。例えば、地方の特産品が番組で上手く取り上げられたとしても、ECや直販の仕組みがなければ、せっかく増えた需要に応えることができません。
また、今までのやり方でテレビに取り上げられても、一過性のブームで終わってしまいます。そのため、ワンデイ・デザインでは、ECの導入や定期購入のメニュー開発など地道な部分までサポートし、中長期的なスパンで、地方が持続的に維持・発展していけるソリューションの提供を行っていく予定です。
<参考>
- DMM 地方創生事業:https://sousei.dmm.com/
- DMM 農業事業:https://nogyo.dmm.com/
新番組 概要
- 通販コーナー内容:人生100年時代をより豊かに楽しく過ごす。「おうち時間をより快適に過ごす為に!」便利なアイテムとくらしのコツを紹介
- 放送枠:2021年4月12日(月)スタート
- 毎週月曜 13:45~14:45(関西ローカル)
- ターゲット:40~70代主婦女性など
- 番組ページ:https://oneday-design.co.jp/honobonoshigeru/
- 通販サイト:https://oneday-design.co.jp/bonorunmart/(※4/12オープン予定)
CEO 高橋寛(朝日放送グループHD)とCOO 村中悠介(DMM.com)対談記事
本事業の詳細が語られた対談記事については、以下よりご確認ください。
株式会社ONE DAY DESIGN 会社概要
名称 | 株式会社ONE DAY DESIGN (ワンデイ デザイン) |
所在地 | 〒106-6224 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階 |
設立 | 2021年1月18日 |
資本金 | 1億円(資本剰余金含む) |
代表取締役 | 高橋寛 |
HP | https://oneday-design.co.jp/ |