DMMは1998年の創業からこれまで、動画配信、GAME、証券、英会話、アニメ、プログラミングスクール、3Dプリント、エナジー、フットボール、オンラインサロンなど領域を問わず、40を超える事業を展開しています。
DMMはテックカンパニー化を目指し、合同会社DMM.com CTOの松本勇気が「DMM Tech Vision」を制定してから約2年、大きく体制を変えながら変化をし続けています。
DMM Tech Visionは、重要なバリューとして「Agility」「Scientific」「Attractive」「Motivative」の4つを掲げています。
本書では、4つのバリューのうち「Scientific(科学的に)」を軸に、40を超える事業を展開しているDMMが、各所に散らばる膨大なデータの集約と活用、それを実現するための組織づくりまで幅広く述べています。
著者紹介:石垣 雅人
合同会社DMM.com 総合トップ開発部 部長
2015年度 エンジニアとして新卒入社。
2017年よりDMM.comのアカウント・認証におけるバックエンド基盤のプロダクトオーナーを経て、2018年7月にリードナーチャリング領域を強化するチームの立ち上げを行う。2020年より、DMMの総合トップなどを管轄する総合トップ開発部の部長を務める。現在はアプリプラットフォーム基盤のプロダクトオーナーにも従事。
監修者コメント:合同会社DMM.com CTO 松本勇気
「今回、彼がこれまでチーム開発の中で実践・発信してきた内容を一度体系化し書籍として発信することが、データやそれを活用する組織のあり方に悩む多くの会社の手助けとなるのではないかと感じたことが本書の執筆を応援するきっかけとなっています。DMMや私自身の知見も合わせながら、本書がデータと組織運営を一体化し実験手技的なチームを組み立てていくための、データ駆動な組織運営に対する地図となれば幸いです。」
本書概要
目次
Part1 : 事業を科学的アプローチで捉え、定義する
Chapter1 : データ駆動戦略でのプロダクト開発の全容公開
Chapter2 : 事業を数値モデルで表現すると予測と自動化がで きる
Chapter3 : 仮説検証を回しながら不確実性を下げていく
Part2 : 強固な組織体制がデータ駆動な戦略基盤を支える
Chapter4 : なぜ、学習できる組織が必要なのか
Chapter5 : 戦略的Unlearnによる組織モデルの構築
Chapter6 : 組織構造から発生する力学を操作する
Part3 : データを駆動させ、組織文化を作っていく
Chapter7 : データを集約して民主化する
Chapter8 : 商品レビューをデータ駆動でグロースさせてみよ う!
あとがき
書籍情報
- 書名:DMM.comを支えるデータ駆動戦略
- 著者:石垣 雅人/監修:松本 勇気
- 予定定価:2,680円+税
- ページ数:400ページ
- 版型:B5変
- 刊行日:2020年9月24日(木)
- URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4839970165/
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