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インタビュー

さらなる成長を目指し、 「DMMらしさ」 を再定義する。

上級執行役員 コーポレート担当本部長
  • 西村 拓

DMMのアイデンティティに
「信頼感」をプラスしたい。

DMMのアイデンティティといえば「スピード感」と「チャレンジ精神」。これら社内外から高く評価されるベンチャーマインドは、今後も伸ばしていきたい私たちの強みです。とはいえ、今後の発展を考えると、それだけでは不十分。DMMはいまやグループ全体で5,000人を超える大企業です。この規模感にふさわしいアイデンティティとは何なのか。これを今一度、見直す時期に差しかかっています。

そこで2018年に立ち上がったのが、私たちコーポレート室です。具体的にはこれまでの「スピード感」「チャレンジ精神」に、さらなる「信頼感」と「透明性」をプラスした新たなアイデンティティの開発が、私たちのミッションになります。大企業ならではの安心感をもっと認めていただけるようになれば、新たにお付き合いできる企業はさらに増えるでしょう。それにともない事業の幅も格段に広がるはずです。

 

グループの一体感を高めることで、
さらに強い組織へ。

アイデンティティの刷新を通じて、グループ全体の一体感を高める狙いもあります。その結果、グローバルな舞台でも戦える「強い組織」へと成長するつもりです。

もちろん、全社員が心から納得できるアイデンティティは、一朝一夕には開発できません。社員一人ひとりとコミュニケーションを重ねるなかで探していくのみです。そもそも私がコーポレート室長になったのは、マーケティング本部長としてコミュニケーションの可視化に取り組んできた経験を見込まれてのこと。私が古株で、社内の人間に顔が利くこともポイントです。サークル活動や飲み会に参加しては、部署や年齢などの垣根を越えて、多くの社員と信頼関係を築いてきた経験が生きてきます。

 

「Do Sorry」のカルチャーを
守り抜くために。

リスクとチャレンジは表裏一体です。うちのエンジニアたちはそれを「Do Sorry」という言葉で表現しています。要するに、「やってみて、(だめだったら)謝る」。トライして、問題点が出たらどんどん対処していこうという、実にDMMらしいマインドで、私も気に入っている言葉です。ただし会社にとってみれば「Sorry」がリスクなことも確か。そこで私の出番です。今誰が「Do」しようとしているのかをしっかりキャッチし、「Sorry」に備えます。そうすれば「Sorry」のリスクは最小限に抑えられるからです。これからも社員が気軽に「Do Sorry」できる環境を維持していきたいですね。

DMMのなかでは相対的に守りのポジションに見えるかもしれませんが、私自身も変化や刺激は大好き。DMMは組織自体も「Do Sorry」のカルチャーで、半年に1回ぐらいの頻度で組織再編をしています。とにかく「やってみて、合わなかったら変える」が日常なので退屈しません。そんなダイナミックな変化を心から楽しめる人には、ピッタリな会社です。

 

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