「地方移住」への関心の高まり
「令和4年度における移住相談に関する調査結果」(*1)によれば、平成27年以降で過去最多の相談件数が寄せられていることが明らかになりました。その要因として、コロナ禍を契機とした全国的な地方移住への関心の高まりや、テレワークの普及等によって「転職なき移住」への関心が高まっていることが挙げられています。
「就業者の地方移住に関する調査報告書」(*2)では、在宅勤務や遠隔居住などのテレワークが可能な人ほど、移住を具体的に検討していることが確認されています。「第六回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」内の職種別テレワーク実施率調査(*3)と照らし合わせると、他分野に比べてIT・デジタル分野に関わる人の方が地方移住に関心が高く、実際に移住している人も多いことが推測されます。
(*1)令和4年度における移住相談に関する調査結果(移住相談窓口等における相談受付件数等) 総務省
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_02000263.html
(*2)就業者の地方移住に関する調査報告書 パーソル総合研究所シンクタンク本部
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/migration-to-rural-areas.pdf
(*3)第六回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査 パーソル総合研究所シンクタンク本部
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/telework-survey6.pdf
コロナ禍からのフリーランス人口増加
また、コロナ禍以降、フリーランスとしての働き方を選択する方も増加しています。「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」(*4)によると、2021年時点でフリーランスが約500万人増加していることが報告されています。さらに「フリーランス白書2023」の「主な収入源となる職種」の調査(*5)によると、クリエイティブ・Web・フォト系とエンジニア・技術開発系が上位40%を占めており、フリーランスとしての働き方を選択しているIT・デジタル分野の人々が多いことがわかります。
このような背景から、IT・デジタル分野を学ぶことで、地方移住やフリーランスとしての働き方といった新しいライフスタイルを可能にし、キャリア選択の幅を大きく広げることにつながると考えます。
(*4)新・フリーランス実態調査 2021-2022年版 ランサーズ
https://speakerdeck.com/lancers_pr/xin-huriransushi-tai-diao-cha-2021-2022nian-ban
(*5)フリーランス白書2023 フリーランス協会
https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2023/03/FreelanceSurvey2023.pdf
中高生向けにIT・デジタル分野を学ぶ機会を提供
そこで今回、様々な世代向けにITスキル学習の機会を提供するインフラトップが、若者に多様な働き方を可能にするIT・デジタル分野に興味を持ってもらうこと、そしてキャリア選択の幅を広げてもらうことを目的として、福岡県大川市在住の12歳から18歳向けにプログラミング無料体験イベントを開催します。今回の体験を通して、IT・デジタル分野に興味を持っていただくことを目指します。
担当者様のコメント
ライフスタイルの多様化や個々の事情に応じた柔軟な働き方を選択できる社会の実現が求められている中で、特に、デジタルネイティブの若年層に対し、web制作に関する基礎的な内容から学ぶことができる体験会を開催する運びとなりました。
講師は、昨年度に引き続き、ITスキルに関するイベント等の実績がある「株式会社インフラトップ様」のお力添えをいただきますので、参加いただける方には、デジタル技術を触れて学ぶことの楽しさや将来の仕事の選択肢として興味・関心を持つきっかけとしていただけると幸いです。
開催概要
◇日時
8月3日(土)10:00〜16:00
◇場所
福岡県立大川樟風高等学校
◇対象
市内在住の12歳から18歳または大川楓風高校生
◇受講料
無料
◇定員数
10名
◇申込
期間:6月24日(月)〜7月22日(月)
方法:大川市ホームページよりお申し込みください
大川市について
大川市は福岡県南西部にある人口約3万2000人の市です。筑後川が有明海へと流れ込む場所に位置する立地から、海運の要所として船大工や職人達が暮らすまちとして栄え、今では家具の一大生産地として、たくさんの家具を日本全国に送り出しています。また、広大な筑紫平野で育まれる米やイチゴ、アスパラガスなどの農作物、筑後川や有明海で獲れる新鮮な魚介類や6mにも及ぶ干満差に育まれた良質な海苔など、美味しい食にも大変恵まれた都市です。
大川市ホームページ:https://www.city.okawa.lg.jp
体験イベント取り組み実績(2024年5月1日現在)
【高校生向け】福岡県大川市にてデジタルスキル無料体験会を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004260.000002581.html
【高校生向け】3ヶ月間の無料プログラミングスクールを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000017442.html
【小学生向け】名取市にて無料プログラミング体験イベントを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000017442.html
など
地方との取り組み実績(2024年5月1日現在)
【熊本県芦北町】地方創生の実現を目指した継続的な取り組みを実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000017442.html
【鹿児島県垂水市】デジタルツールを駆使して業務改革の実行力向上を目指すDX研修を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000017442.html
【鳥取県】鳥取県と共同で県内でのエンジニア就労サポート事業の第2回を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000017442.html
など
DMM WEBCAMPについて
DMM WEBCAMPは、2014年より開校したプログラミングをはじめとする「ITスキル学習サービス」と 「転職支援サービス」を提供するスクールです。これまでに8,000名以上のIT人材を輩出し、卒業生は習 得したスキルを活かして一人ひとりの「理想のキャリア」を実現しています。 異職種からエンジニア転身を目指す”転職サポート”と、多彩なITスキルを身につけ仕事と生活を豊かに したい方に向けた学習ラインナップを取り揃えています。
DMM WEBCAMP
・公式HP:https://web-camp.io/
・X(旧Twitter):https://twitter.com/DMMWEBCAMP
DMM 地方創生について
DMMは2019年より「DMM 地方創生」として地方創生事業に参入し、「事業創出企業として地域に貢献する持続可能な事業を生み出す」をミッションに、展開する60以上の事業を通じてこれまでに培ってきたノウハウ・専門人材・ネットワークを活用した事業企画を地域ごとの課題に応じて提供しています。
・ホームページ:https://sousei.dmm.com/
株式会社インフラトップについて
2014年創業後、2018年11月にDMM.comにグループイン。「学びと仕事を通して、人生を最高の物語へ。」のビジョンのもと、「最高の物語」に向けて人生を切り開きたいと思っている方に、機会と成長を提供しています。
学習はポテンシャルを最大限に活かすための手段です。身につけたスキルは新しい生き方を可能にします。一人でも多くの方にとって接しやすい、学びやすい、毎日会いたくなるようなパートナーであり続け、サービスを通して一人ひとりの「最高の物語」で満ち溢れた世界を目指していきます。
株式会社インフラトップ 会社概要
社名:株式会社インフラトップ https://infratop.jp/
会社所在地 :東京都港区六本木3丁目2番地1号 住友不動産六本木グランドタワー23階
電話番号:03-6869-4700
設立年月日 :2014年11月19日
資本金:1億9000万円(資本準備金を含む)
代表者 :代表取締役 CEO 磯本昇汰(いそもと しょうた)
事業内容 :教育事業、人材関連事業