シゴラクAI導入の背景
グッドパッチはUI/UXデザインを強みとした新規事業の立ち上げや、企業のデザイン戦略立案、デザイン組織構築支援などを行っています。その中で、市場リサーチやアイデアのブレストといった業務を効率化するため、ChatGPT Plusを活用していました。しかし、ChatGPTは個人のアカウントごとにカードで決済を行う必要があります。さらに、会社カードでは5アカウントまでしか紐づけることができず、9枚ものカードを作成していました。こういったカード登録や更新、請求書回収といったオペレーション負荷が希望者の増加に伴い課題となっていました。
そこで、ChatGPT Plusと同じGPT-4を用いたチャット形式の言語生成サービスでありながら、請求書払いに対応していることに加え、アカウント管理ができ、プロンプト(AIへの指示文章)のテンプレートも搭載しているシゴラクAIが導入されました。
シゴラクAI導入の決め手
類似サービスはいくつかありますが、AIは変化が激しいことから、グッドパッチでは変化に柔軟に対応できるように最低利用期間が短いツールを探していました。シゴラクAIは最低利用期間が短く、同時にAlgomaticがAI関連の研究開発に強みを持っている点を評価していただきました。
導入後の感想と今後の期待
・株式会社グッドパッチ 管理部 山本様 コメント
グッドパッチでは元々ChatGPT Plusを使っていた社員が多く、シゴラクAIもそれほど抵抗なく活用されています。また、社員によって利用頻度のばらつきがあるため、コストは半分くらいになりそうな見込みで、既にメリットを感じています。今後は、職種ごとにどう使えば効果的かという社内活用推進を行ったり、自社版プロンプトノウハウを貯めて活用範囲を広げていきたいですね。
「シゴラクAI」のサービスの特徴
シゴラクAIは、誰もが安全かつ簡単にChatGPTを活用できるように作られたWebサービスであり、以下のような特徴があります。
1. ChatGPTに入力するデータが学習されず安心
ChatGPTに入力した文章はOpenAIの学習に使われる可能性があります。一方、学習されないように会話履歴をオフに設定すると、過去の記録を見返すことが難しくなってしまいます。「シゴラクAI」はAPIを利用しているため、入力した文章をOpenAIに学習されることなく安心して活用できます。
2. 誰でも成果を出しやすい
ChatGPTは用途が幅広い反面、プロンプト(AIへの指示)の作成スキルが必要です。「シゴラクAI」は様々な職種ごとのプロンプトテンプレートを搭載しており、誰でも簡単に成果を出しやすいようになっています。また、ご希望に応じて専用プロンプトの開発や、プロンプトにとどまらないワークフロー全体の自動化などのサポートも行います。
3. ユーザーの利用実態を管理できる
ChatGPTは、企業が使用許可をしていない、あるいは従業員が個人利用していることを企業側が把握できていないケースがあり、シャドーITとも呼ばれ問題になっています。「シゴラクAI」では、ユーザーアカウントを管理できるうえ、利用量も可視化できるようになっています。
株式会社グッドパッチ 会社概要
社 名 :株式会社グッドパッチ
所在地 :東京都渋谷区鶯谷町3-3 VORT渋谷South 2階
代表者 :土屋 尚史
設 立 :2011年9月
事業内容: UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザイン、ソフトウェア開発
会社HP:https://goodpatch.com/
株式会社Algomatic 会社概要
社 名 :株式会社Algomatic
所在地 :東京都港区六本木三丁目2番1号
代表者 :大野 峻典
設 立 :2023年4月13日
事業内容: 大規模言語モデル等生成AI技術を活用した、サービスの開発・提供
会社HP:https://algomatic.jp/