DMMからの研修講義は、コロナ禍ということもあり、オンラインでの実施となりました。遠距離にも関わらず、オンライン講義はスムーズに進行し、新しい3Dプリンタの使い方に戸惑っていた現場職員も、講義が終わったあと、実際に3Dプリンタを使って造形物を作ることができました。会場はなごやかな雰囲気で講習会を終了いたしました。
今回導入された3Dプリンタは、新しいアイディアや製品を生み出せる場所である加賀市イノベーションセンターの機能強化を目的に設置されました。この度のDMMからの研修ノウハウをもって、加賀市が今後企業の方や市民にも使いやすいようレクチャーを行っていく予定です。
今回新規導入された3Dプリンタについて
造形の再現性が高く繊細な造形物も造形可能で、機能性の素材や軟質素材など様々な材料で出力可能です。
自動化されたオペレーションや、タッチスクリーンで直観的な操作が可能なことにより、初心者の方でも扱いやすいプリンターとなります。
名称:Formlabs Form3
寸法:405 x 375 x 530 mm
造形範囲:145 x 145 x 185 mm
造形方式:LFS (Low Force Stereolithography)
積層ピッチ:25-300㎛(レジンの種類によって異なります。)
DMMによるオンライン講習の詳細
設置日(利用開始日) :令和2年11月2日(月)10時~
講習日時: 第1回)令和2年11月2日(月)10時~12時
第2回)令和2年11月4日(水) 16時~18時
場所 :加賀市イノベーションセンター ものづくりルーム(かが交流プラザさくら3階)
講師 :合同会社DMM.com 筧 春輝 氏(オンライン形式)
内容 :第1回)3Dプリンタの使用方法
第2回)3Dプリンタでの作成物の後処理方法
※ 場所・講師は2回とも同じです。
<設置・講習会の様子>
<加賀市 担当職員よりコメント>
合同会社DMM.com様に導入支援をしていただき、新しい3Dプリンタを導入することができました。3Dプリンタを利用することで、ものづくりが身近で取り組みやすい時代になってきており、今回新しい3Dプリンタを導入することができたことで、加賀市イノベーションセンターのものづくりルームでより精密なものを作ることができるようになりました。新しい3Dプリンタにより作成できる物の幅も広がり、市内の企業や市民にとって、さらにものづくりに取り組めるようになると考えており、ここから新しい製品やアイディアが生まれることを期待しています。
また、引き続き合同会社DMM.com様と連携した取り組みを行っていきたいと考えています。
<講師:合同会社DMM.com .make 3Dプリント事業部 チーフモデラー 筧 春輝よりコメント>
デスクトップタイプの3Dプリンターは近年非常に進歩しており、簡単なオペレーションで実用可能なパーツを出力することも可能になっています。
今回導入いただいたForm3は非常に使い勝手がよく、未来のモノづくりを是非体感頂ければ幸いです。
今後も3Dプリンターの普及に努めてまいりますので、宜しくお願いいたします。
加賀市について
加賀市は石川県の西南部に位置する、人口約66,000人の自治体。スマートシティの実現に向けた様々な取り組みを行っている。
自治体サイト:https://www.city.kaga.ishikawa.jp/
合同会社 DMM.com について
1998年の創業からこれまで、動画配信、GAME、証券、英会話、アニメ、プログラミングスクール、3Dプリント、エナジー、フットボール、オンラインサロン・・など領域を問わず、40を超える事業を展開してまいりました。今後も、コーポレートメッセージ「誰もが見たくなる未来。」とともに、変化と進化を繰り返しながら、新たな事業に挑戦してまいります。
企業サイト:https://dmm-corp.com/