【提携の背景と目的】
日本国内の有料動画配信市場は年々拡大しており、一般社団法人デジタルコンテンツ協会によると2021年には2570億円に届くと予測されております。
この市場は現在、一定額で様々な作品を視聴できるSVOD(定額見放題制動画配信サービス)が主流となっています。しかし、SVODは配信される作品はリリースされてから時間がたったいわゆる旧作が中心であり、また視聴できる作品数も限られるという特性があります。
従来、こうした新作や様々な作品を楽しむためにはDVDやブルーレイを販売する店舗まで出かけて購入したりレンタルしたりするのが一般的でした。しかし、既に米国等のデジタル先進国ではDVD等のパッケージレンタル・セルのように自由に新作や旧作を楽しむことの出来る都度課金型のデジタル配信サービス(デジタルレンタル(TVOD)/デジタルセル(EST))が大きな市場を形成しております。
今後こうした海外先進市場の流れ“デジタルシフト”が日本でも一般的になっていくことが予想されます。具体的には、現在の日本のパッケージ市場(レンタル+セル)4,002億円のうち、2020年には4分の1はデジタルに切り替わり、デジタルレンタル・セル市場規模が1000億円を突破すると予測しています。
この“デジタルシフト”を加速させ、デジタルレンタル・セル市場を立ち上げる目的で、このたび、デジタルレンタル(TVOD:)/デジタルセル(EST)専業の両社が提携することとなりました。
これにより、映画・ドラマ・アニメ・バラエティなどの基本ジャンルで圧倒的な作品数を提供する強みを持つ「ビデオマーケット」と、刀剣乱舞をはじめとしたゲーム作品が原作のミュージカル動画等、コアユーザー向けに多くの動画を提供している「DMM動画」、双方の強みを持つ“50万作品数の国内最大のデジタルレンタルサービス”が本日誕生いたします。
今後、”デジタルシフト“による日本国内のデジタルレンタル・セル市場創造に向けて、ビデオマーケットとDMMは強固な協力関係を築いてまいります。
今回の提携により、洋画では『ワンダーウーマン』や『ダンケルク』といった最新作が、パッケージに先駆け、DMMにおいても12月より配信が始まります。
今回のDMMとビデオマーケットのサービス提携に際し、上記2作品のコンテンツ提供元、ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメント 営業部 部長 畠山 宏氏より期待を込めたコメントを頂戴しています。
「昨今、PCやスマホ、タブレットなどコンテンツの視聴環境が大きく広がる中で消費者のデジタル配信へのニーズは確実に高まっています。先行する米国同様に日本においてもこの動きはさらに加速すると考えており、健全なコンテンツ流通の為にワーナー・ブラザースとしてもこうしたデジタル配信へのニーズにしっかりと対応していきたいと思っております。
こうした中、この度、国内最大級の新たなデジタルレンタル・セルサービスが誕生したことを大変嬉しく思っており、また、このサービス誕生がデジタル配信成長の起爆剤になることを期待いたします。」
【30%ポイントバックキャンペーン】
キャンペーン期間:12月4日(月)~12月18日(月) 12:00まで
対象作品:映画/ドラマ/アニメの全作品を対象
ポイント:対象作品の購入金額の30%をポイント還元
特設サイト:http://www.dmm.com/digital/videomarket/special/171204_renewal/
【DMM.comについて】
Webを通じて様々なコンテンツを提供する総合エンターテイメント企業です。AKB48グループなどの動画配信や、電子書籍、DVDレンタル、オンラインゲーム、太陽光発電、英会話、3Dプリント、格安スマホ、ロボット、ライブ配信アプリ、アニメ、仮想通貨など、40を超える幅広いサービスを時代に合わせ柔軟に展開することにより、常にユーザーへ新しい価値を提供しています。
【ビデオマーケットについて】
マルチデバイス対応の動画配信サービスを運営。通信環境により異なる動画品質に関しても、独自開発のエンコード技術により、視聴機器を問わず高品位でお楽しみいただけます。また、動画配信ニーズが高まっている大画面テレビ向けに、超高画質エンコード技術「UHQ(ウルトラ・ハイクオリティ)エンコード」を開発し、HD品質では最高品質のブルーレイディスクに肉薄するクオリティを実現しています。高画質・高音質の動画配信を実践すべく、2017年9月よりドルビーアトモス対応コンテンツの配信も開始しています。