この度は平成28年9月5日に特定非営利活動法人 ヒューマンライツ・ナウより開示のあった調査報告書[※1](以下、「本件報告書」と記載)において、当社に関する記事が掲載されていたこと受けまして、下記の通りご報告させていただきます。
①DMMでは、平成28年7月15日付IPPA発表の声明[※2]を支持し、DMM.R18におけるAV取扱いの基準として、IPPA加盟法人および加盟審査団体により審査済みである作品を限定することを原則としました。これに該当しない商品の取扱は、平成28年7月25日に全て停止いたしました。
② 当社では、DMM.R18において取り扱うアダルトビデオ(以下、「AV」と記載)において、従来から18歳未満が出演する作品は一切取り扱わないという方針のもと、取扱い自体を行っておりません。
しかし、DMM.comにて取り扱うイメージビデオ(アイドルやタレントなどを被写体とした紹介映像で、AVではない)については、これまで当社で定める独自の倫理の取扱い基準に合格したものは、18歳未満が出演する商品も扱っておりました。
しかし、昨今の業界全体の流れを受け、イメージビデオ取扱い基準の見直しをし、18歳未満が出演する商品は、たとえ性的な描写がない場合でも取扱いの停止を独自に進めている最中でした。
偶然このような形で当社が取り上げられることとなりましたので、上記取り組みの進行を急遽早める形で、平成28年9月7日に18歳未満が出演する作品の取扱いを全て停止いたしました。
当社としましては、本件報告書で取り上げられる児童ポルノに関する問題・課題を真摯に受け止め、問題の根絶さらには業界全体の健全化を目指し、販売店として対応を引き続き行ってまいる所存です。
[※1] 報告書「日本・児童ポルノの実情と課題 子どもたちを守るために何が求められているのか~疑わしさの壁を越えて」
[※2] 無審査作品 取扱い停止のお願い