インタビュー

INTERVIEW

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INTERVIEW
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「転職しないリスク」を考え、安定ではなく挑戦を選んだ

  • チャレンジある人にチャンスあり
  • 経営層に遠慮も忖度も必要ない
  • 間違いなくカオス。 だから楽しい
  • 非上場企業にしかできない経営判断
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OUTLINE

マーケティング本部 役員室に籍を置く山形知史は、2021年10月にDMMに中途入社。 マーケティングプランナーとして、新規事業『DMM TV』のマーケティング領域における戦略立案等を担当するなど、DMMのマーケティング本部を支える活躍人材の一人です。

前職では、新卒から勤めていた会社で、執行役員や子会社取締役を務めていたという山形。

なぜDMMに転職したのか。

DMMでどんなキャリアを描いているのか。

山形のキャリアに対する考え方と、DMMで働くことの魅力について、話を聞きました。

PROFILE
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マーケティング本部 役員室
山形 知史
Satoshi YAMAGATA

前職は株式会社メディックスで執行役員、コンシューマーマーケティング本部長としてBtoCアカウントプランナー部隊のマネジメント、MEDIX Marketing Taiwan(海外子会社)の立ち上げ、取締役に従事。

2021年10月DMM入社。 新設のプランナー部隊の立ち上げおよびマネジメントのほか、DMM TVのプロジェクトでは戦略立案や全体進行を担当する部門、2024年からはプラットフォーム領域全体に対してのマーケティング戦略立案を行う部門の部長を担当。

SECTION 01

成長産業に身を置き、120%で働く

――山形さんは、新卒でデジタルマーケティング会社の「メディックス」に入社し、約15年働いたのちDMMに転職されたそうですね。 最初はどのように就職する会社を決めたのですか?

私は2浪して大学に入っていた関係で、「人より早く成長したい」という焦燥感が漠然とありました。 就職活動のときは「どんな業界・会社であれば、スピード感を持って成長できるか?」という軸で選びました。

自分なりに辿り着いた答えは、「成長産業」と「大きな裁量」の2つ。

産業自体が伸びていれば、今は規模が小さい会社でも自然と成長し、自分にも成長機会が多く訪れるかもしれないと考えました。 また、若手に積極的に裁量と成長機会を与える企業文化に惹かれ、そのような環境を提供する企業に絞って就職活動を行いました。 最終的に、インターネット広告代理店か人材紹介業といった業界の会社に絞り、その中でも若手に裁量を渡す企業イメージの強いリクルートOBが経営するメディックスへ入社することになりました。

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――メディックスでキャリアを積む中で、仕事内容や、組織の中での役割はどのように変わっていきましたか?

最初は「ザ・営業」です。 資料片手に都内を走り回り、テレアポに奔走する日々でした。 ただ、インターネット広告の業界も進化する中で、営業に求められる要素も次第に変わっていきました。 単なる営業力に留まらず、コンサルティング・データ分析・戦略設計など、幅広い領域の知見が求められるようになりました。

入社当初から厳しいクライアントさんを担当させてもらったこともありますが、媒体社より媒体に詳しく、ツールベンダーよりツールに詳しいプランナーを目指して、めちゃくちゃ勉強しました。 私自身、理系の大学出身ということもあり、常に定量的な世界の中で語られるデジタルマーケティングの世界は相性が良かったのだと思います。

キャリアの初期は、毎週徹夜していたくらいがむしゃらに働きました。 その結果、自分の専門分野や知見が拡がり、組織の中でもキャリアアップしていった形です。

――全力で働く中で気付いたことや、今でも大切にしている価値観はありますか?

前職ではよく「課題の指摘は、ただの愚痴」と言われていたのですが、その価値観は今も自分のベースになっています。 どんな会社でも、大なり小なり、必ず課題はあるじゃないですか。 課題に対して「こうすべき」という解決策までセットでないと、ビジネスマンの発言としては足りないと思っています。

私はプランナーの立場でしたが、管理職になってからは様々なプロジェクトの立ち上げ、採用戦略や人事制度設計まで、主業務を超えて携わりました。 「自分はプランナーだから仕事はここまで...」という線引きをせず、どんな仕事でも主体的に取り組み、様々な領域で経験を積むことができたことが、自分のキャリアの財産となっています。

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SECTION 02

優秀な人材が集まり、挑戦と成長の循環が生まれている

――そんな山形さんがDMMに転職した経緯は何だったのでしょう?

有り難いことにキャリアが上がっていくと、管理業務が増えていくんですね。 気付いたら自分の仕事は管理業務だらけになっていて、現場での手触り感のある仕事がほぼゼロになっていました。

元々は、クライアントに良い提案をして喜んでもらうことが、自分の仕事のモチベーションの源泉だったのですが、それが遠くなってしまった。

肩書きは要らないから、自分で手を動かして、常に面白さや達成感を感じられる仕事がしたい。 そう考えて、転職を決めました。

――転職先として、他にも候補企業はあったかと思いますが、最終的にDMMを選ばれた決め手は?

DMMに対しては、具体的な事業イメージは特になかったのですが、面接を通じて社員の方と話している中でイメージが大きく変わりました。

DMMの60以上ある事業領域の広さに加え、大手広告代理店やコンサルティングファームから多くの優秀な人材が中途入社している点も非常に印象的でした。さらに、売上高が数千億円規模に達する圧倒的な資本力を背景に、第二創業期として更なる成長を目指している点も魅力的に感じました。

DMMは、事業が多く、次々と事業を創っているからこそ、それらの事業をリードする優秀な人材が常に必要な会社なのだと思います。 なので、打席の量も多いし、空いてる打席も多い。 結果を出せば、好きな打席にどんどんと立たせてもらえる感覚を、面接の中では伝えられて、とても惹かれました。 マーケティングの領域でも色々なチャレンジができそうだと感じ、入社を決意しました。

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SECTION 03

「転職しないリスク」に目を向け、居心地の良さから抜け出そう

――実際にDMMで働いてみて、カルチャーギャップはなかったですか?

無いですね。 DMMは、いわゆるカルチャーと呼べるものが、他社と比べて少ない会社かもしれません。

経営者や経営陣の思想からくるルールや、制度、暗黙の了解みたいなものって大なり小なりあるのが普通だと思いますが、びっくりするぐらいそういったものがない会社だと思っています。

「『いい仕事をする』以上、それだけです」というイメージを持っています。

ルールとして明文化されているのは、「金は盗むな」「詐欺はするな」の2つだけ。 本当に、合理的で、事業ドリブンで、会社としての成長意欲が高い。 良い意味で、文化や思想が研ぎ澄まされている会社だと感じます。

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――そう聞くと、淡々と事業だけに向き合う冷静沈着なプロ集団、のようにも見えますね。

一方で、情熱的な部分はしっかりあるんです。

私がDMMに入社してから、一番困難を極めたプロジェクトが『DMM TV』の立ち上げでした。 直前で価格を変更しローンチ戦略も何度も練り直し、リリースしてからは計画から大幅にズレて走り始めましたので、リリース直後から事業撤退のプレッシャーと戦っていたような状況でした。

亀山会長に「ここに兆しが見えるから、大赤字覚悟で1年はやらせてください」と頭を下げて、チームで全力で改善に取り組みました。 ようやく今は数字も良化して、安定的に伸びているフェーズに来ましたが、当時は全部門皆んなで一丸となって「どうやったら勝てるか、どんなコンテンツが必要か、どういうUIが良いのか」必死で考え抜きました。

チーム全員が、事業の成長を自分事として捉え、情熱を持ち、事業部の垣根を超えて取り組んだ印象的なプロジェクトです。 個人的には「これぞ、DMMでできる最高の仕事だ!」と感じました。

――最後に、DMMへ転職を検討している方に向けて、メッセージをお願いします。

多くの方は「転職するリスク」をまず考えると思うんですけど、同時に「転職しないリスク」も同じだけ存在しているんじゃないかと思います。

「今の会社は居心地が良いかもしれないけど、その居心地はずっと提供される保証があるのか?」

「成長企業や、挑戦の打席が多い会社に入ったら、自分自身、どんな成長が描けそうか?」

組織の中でキャリアアップはしているけど、なんとなく自分自身の成長の実感が薄れているような人にこそ、ぜひ真剣に考えてみてほしいです。 DMMには、そんな人にとって、刺激に満ち溢れた環境があると思います!

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※掲載内容は20247月時点のものです