インタビュー

INTERVIEW

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不確実な未来を楽しむ。 DMMだから描ける事業とキャリアの可能性

  • チャレンジある人にチャンスあり
  • 間違いなくカオス。 だから楽しい
  • 圧倒的な意思決定スピード
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OUTLINE

経営企画部に所属する本郷雄太は、飲食系の上場事業会社の取締役等を勤めた後、2020年5月にDMM.comに中途入社。 現在は、DMMグループ全体の経営管理体制の立案・推進等を担っている、活躍人材の一人です。

PROFILE
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経営企画本部
本郷 雄太
Yuta HONGO

前職は飲食系企業にて、経営企画担当として中途入社し、入社半年で取締役に就任。 2017年には東証マザーズに株式上場も実現。

その後、経営企画本部長や営業本部長を務め、最終的にはコーポレート全部門の管掌役員である管理本部長に就任。

2020年5月に合同会社DMM.comに中途入社。 2024年6月にDMMグループの合同会社DGホールディングスの執行役員に就任。

現在はDMMグループ全体の経営管理体制の立案・推進を担当し、組織と事業の成長を支える仕組み作りを進めている。

SECTION 01

敷かれたレールを外れ、自分独自の成長を目指す

――本郷さんは、飲食業界でキャリアを積まれた後、DMMに中途入社されたと伺いました。

新卒では、大手飲食チェーンに入社しました。 美味しいものが好きくらいで飲食に特別な想いがあったわけではないのですが、就職活動のときに「どういう領域であれば、自分は勝てるのか?」を、とことん考え抜いた結果の選択でした。

学生時代は予備校でアルバイトをしていたのですが、いかに「合格者と新規生徒を増やし、校舎の経営力を上げるか」を考えて仕事することが好きだったんです。 店舗のような現場のオペレーションや経営力を改善していくような仕事が、自分の強みを発揮できると考え、入社を決めました。

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――キャリアを通じて目指している目標や軸は何かあったんですか?

今でも変わっていませんが「経営人材として、より多くの人にインパクトを残す仕事がしたい」というのが目標です。 新卒で入社した会社では、次世代経営幹部候補として採用されました。 初年度は現場の店舗営業から始まり、社外出向、企画・マーケティング等の部署を経て、最終的にはグループ会社の経営者になるという10-15年間のキャリアパスが最初から決まっていました。

最初は営業店舗に配属になり、大手飲食チェーンなので店舗のオペレーションを効率的にすることが回転率につながり、売上にもつながっていくのを現場で感じることができました。 ここで現場で見ることの大事さを知ったかもしれません。

3年間の営業店舗配属の後は、業界団体へ出向し働いたのですが、そこでは自分の成長を実感するような仕事を経験できなくて...。 「このまま大手企業が敷いたレールの上で経営者になっても、それは本当に自分がなりたかった姿なのか?」と、徐々に迷いが生まれ始めました。

自分の成長に繋がる、新しいチャレンジがしたい。 たとえそのチャレンジが失敗したとしても、それは経営人材を目指す自分にとって良い経験値になるはず。 そんな想いで転職を決意しました。

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――2社目は、同じ飲食系の事業会社ですね。

ひょんなご縁から社長と出会い、入社に至りました。 「新設した経営企画室で、とにかく会社を良くしてほしい」と言われ仕事が始まったものの、誰からも声をかけられず何も言われず(笑)。 これは自分で何かを探して良くしていかなきゃいけない状況なのだと気付きました。

そこから組織の成長のために何が必要か。 そのために自分はどう動くべきなのか。 がむしゃらに考え、入社前からハンバーガー業態が改善の伸びしろがあると感じていたので、まずは自ら店舗の現場を見に行きました。

そこからはずっと店舗に入り浸ってましたね。 当時は、かなり大幅な赤字が出ている状況で改善は急務でもありました。

1社目でもそうですが、やはり実際に現場でスタッフや顧客の動きを見たり、声を聞くことでわかることがあります。 そういった現場から見えた改善ポイントをまとめ、オペレーション導線の変更やメニューの構成・見え方など細かく施策を提案しました。

実際に採用されて、ハンバーガー業態の業績改善も達成。 そういった現場での仕事が評価され、入社半年で取締役をつとめることにもなり、最終的にはコーポレート部門の管掌役員として約7年間勤務。 上場まで経験することができました。

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SECTION 02

DMMの組織と事業を強くする、経営管理のあり方

――そんな本郷さんが、DMMに中途入社したきっかけは何だったんですか?

飲食の世界は好きでしたが、「他にも自分が面白いと思える世界があるかもしれない」と思い、あえて飲食をやっていない(むしろ飲食以外をたくさんやっている)DMMに転職を決めました。 管理部門を統括していた前職の経験を活かし「グループ全体の経営管理」をテーマに、経営管理室(現:経営企画部)の配属になりました。

前職が年商100億前後の会社だったので、未上場とはいえ年商3,000億以上ある事業会社であれば、一定程度、経営管理の仕組みは整備されているはず...。 自分がバリューを発揮できる余地があるか不安でしたが、杞憂でした(笑)。 採用面接で「DMMはとにかくカオス」と聞いていましたが、ここまで未整備のままで、この規模の組織・事業が成り立っていることに、亀山会長はじめ経営陣の手腕を感じたことを覚えています。

飲食のフィールドではないですが、私にできることは本質的には変わりませんでした。 「組織や事業の成長のために何が必要か。 そのために自分は何をすべきか」をひたすら考え、行動すること。 管理会計強化や役員会の整備、DGホールディングスの組織改善、内部監査体制の強化など、DMMグループの組織と事業を強くする経営管理の仕組みを考え、一つずつ実行に移してきました。

全てを綺麗に整備してしまうと、DMMの強みや魅力である「カオスさ」が薄まってしまいます。 整えるべきところは整え、整えないところはあえてそのままにしておく。 良い塩梅とバランスで、DMMの成長を経営管理の側から下支えしていくことが今の私の仕事です。

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SECTION 03

中長期的なスパンで、価値を捉える

――これまでの経験がDMMで活きていると感じる部分はありますか?

DMMで活かせているのは「不確実性を楽しめる」という部分ですね。 中長期的な時間軸で働く中では、ときには予想外の異動や役割変更もあるかと思いますが、そんな不確実な未来すらも楽しんで仕事をできると良いと思います。 ちなみに私は入社3ヶ月で、直属の上司が退職し、仕事の向き合い方や進め方は大きく変わりました。 完全に想定外の事態でしたが、環境が変わった中でも地道にやるべきことをやり続けたことが、今に繋がっていると感じています。

あとこれは私の個人的な考えですが、これまでいろんな方を見てきて、「歩幅を合わせられる人」はDMMで活躍できる人だと思います。

これはDMMに限らず一般論ですが、どんな組織にも課題はあるし、非効率なやり方をしている部分もあるでしょう。 でも課題の捉え方や温度感は人それぞれだし、課題解決を一気に進めようと拙速に動くことがむしろ課題解決から遠のくこともあります。

スピード感の速さはDMMで特に重視されていることではありますが、最も重視すべきは目的を達成することです。 目的達成するためには、時には組織・環境、相手の"歩幅"に合わせて、歩むことが結果として最短でゴールにたどり着くのではないでしょうか。 そんな、中長期的な目線で一緒に歩んでいける方が、DMMで活躍していけると感じています。

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――最後に、DMMで働くことを考えている方にメッセージをお願いします!

いろいろなところで語られていますが、DMMは本当にカオスな会社です。 良くも悪くも、決まってないことは多いし、合う・合わないがハッキリでる会社だなと思います。 でも、そんな中で「これから何が起こるんだろう? 自分が何を起こしていけるんだろう?」とワクワクする方にとっては、本当に面白い環境だと思います。

変化が激しい会社ですが、中長期的なスパンでの目線に立ち、周囲と信頼関係を築いていくことができれば、本当に何でもできるようになるでしょう。

チャンスはたくさん転がっているし、組織としてやれることも無限大にある。 あとは、少し先の不確実な未来に対して、怖いと捉えるか、面白いと捉えるか。 自分で描いてやるんだ!と気持ちを乗せることができるか。 ワクワクする方は、ぜひ一歩踏み出して欲しいです。

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※掲載内容は20249月時点のものです