インタビュー

INTERVIEW

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外資系トップコンサルからDMMへ。エンタメプラットフォームの未来を創る

  • チャレンジある人にチャンスあり
  • 非上場企業にしかできない経営判断
  • 商売が好き
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OUTLINE

COO室長の高瀬卓也は、クレジットカード会社、外資系コンサル会社を経て2023年4月にDMMへ入社。 プラットフォーム事業全体の戦略推進を担っています。 本インタビューでは、高瀬の視点からDMMで事業を創り、成長を牽引する魅力、求められる人物像、そしてエンタメプラットフォームの未来像を明らかにします。

PROFILE
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COO室
高瀬 卓也
Takuya TAKASE

前職は、2011年よりコンサルティング会社へ中途入社。 新規事業・サービス開発、事業戦略、営業・マーケティング・CRMなどグロース領域のプロフェッショナルとしてプロジェクトをリードし、2020年からマネージングディレクター就任。

2023年4月に合同会社DMM.comに中途入社。 2023年8月にCOO室室長に就任、現在はプラットフォーム事業全体の戦略推進を担当し、事業横断で経営課題と向き合う。

SECTION 01

厳しい環境と本質を掴む力が、成長を飛躍させる

――新卒で就職活動をされていた際、大手企業など複数社から内定をもらっていたそうですね。 最終的になぜクレジットカード会社を選んだのでしょうか?

新卒当時は少額決済市場が黎明期であり、大きな可能性を感じていました。 2006年当時の日本のクレジットカード普及率は一桁台でしたが、海外ではより普及が進んでおり、日本市場には大きな成長余地があったんです。 大企業にいながらスタートアップのような環境で、入社後はすぐに少額決済市場の開拓に取り組み、大手通信会社の電子マネーブランド担当に任命されたました。 大手コンビニチェーン向けのプロジェクトでは、ブランド側の責任者と議論を重ねながら、複数の電子決済に対応したコンビニ向け新システムをイチから開発。 前例のないことばかりでしたが、徹底的に調べ、学び、考え抜くことで、決済領域の新しいビジネススキームを形にすることができました。

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――新卒で入社したクレジットカード会社では大きなやりがいを感じながら働かれていたように見えますが、その後外資系のコンサル会社に転職されています。

学生時代から強い興味を持っていたコンサルティングの世界に、クレジットカード会社で5年間さまざまな業務に携わり、自身の成長を実感したことで今ならいけると挑戦。 ですが入社後、周囲のレベルの高さに大いに刺激を受け、自身の成長を加速させる必要性を感じました。

当時の上司からは、常に課題の本質を捉え、自身の考えで提案することを求められていたんです。 当初は表面的な資料作成に終始していた時期もありましたが、クライアントの課題の本質、真の価値を提供できる解決策を徹底的に考え抜きました。 その結果、本質的な課題に対する提案ができるようになり、クライアントからも高い評価をいただけるようになりました。

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SECTION 02

非上場ならではの資金力やスピード感、DMMだからできること

――現在はDMMで活躍されています。 転職には何か大きなきっかけがあったんですか?

コンサルティングの仕事には大きなやりがいを感じていましたが、ある時、DMMのCOOである村中と話す機会があり、DMMが第二創業期を迎え、プラットフォーム全体の強化を図っているという話を聞き、大きな可能性を感じました。 DMMは複数のエンタメサービスを展開し、会員数も4,500万人を突破するなど、プラットフォームとしての大きな可能性を秘めており、私自身もともとエンタメ分野に強い興味を持っていたことから、DMMのプラットフォーム戦略に貢献できるのではないかと考え、転職を決意しました。

――実際に入社してみてどうでした?

本当に良い意味でカオスだなと感じました。 さまざまなバックグラウンドを持つ個性豊かな人材が集まり、活発な議論を通して新しい発想や成果が生まれています。 みんなが建設的に物事を進めようという意識があり、活気があります。

入社前はコンサルティングで培ったスキルを活かしてすぐに活躍できると考えていましたが、実際は学ぶことばかりです。 特に経営層の方々の視点の高さや知識の深さには日々驚かされています。

特に印象的だったのは、経営陣の徹底したロジカルシンキングです。 DMMには勢いのあるイメージを持っていましたが、実際は数字に基づいたシビアな判断が徹底されていることに驚きました。 例えば、会長の亀山は、会議で事業のPLが議題に上がると、その構造的な弱点を瞬時に見抜きます。 ある事業の売上高が好調だと報告された際も、「利益を毀損してまで数字を伸ばしているだけだ。 販促費に見合う効果が出ていない」と、事業の構造上の問題を的確に指摘していました。 会長のこの鋭い指摘は、販促戦略の見直しを促し、結果的に利益率の改善に繋がりました。 表面的には勢いのある組織に見えましたが、実際はデータに基づいた厳密な判断がなされています。

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――高瀬さんはDMMのどんなところに魅力を感じていますか?

一言で言うと、「挑戦できる環境」です。 大企業の安定感、スタートアップのようなスピード感、コンサルで培った戦略的な思考を活かせる環境は、他ではなかなか得られないと思います。 新しいことに挑戦したい、自分のアイデアを形にしたいという情熱を持った人にとって、最高の環境です。

「なんでもやってるDMM」というキャッチフレーズは、「なんでもできるDMM」を意味しています。 非上場企業であるため、潤沢な資金を使って大胆な投資や実験的な取り組みに挑戦できますし、経営陣との風通しも非常に良く、大企業にありがちな煩雑な階層構造もありません。 真にやるべきこと、実現したいことをスタートアップのようなスピード感と自由な裁量のもとで推進することができます。 例えば、「DMM TV」は最後発で市場参入するという、DMMにとって大きな挑戦でしたが、このサービスを起点としてDMMプレミアムの有料会員数は着実に増加しています。 これは、DMMが「まずやってみる」カルチャーを大切にし、挑戦を恐れないからこそ実現できた成果だと思います。 また、成果を出せば出すほど、より大きなプロジェクトや新しい事業を立ち上げるチャンスが与えられ、報酬も高くなるので実力に応じて報いていくれる会社だなと感じています。

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SECTION 03

DMMで切り拓く、エンタメプラットフォームの未来

――プラットフォーム事業の今後の目標を教えてください。

私たちの中心は常にユーザーです。 ユーザーに愛され続けるために、多様なバックグラウンドを持つ人材、最先端テクノロジー、国内外の外部パートナーとの連携を積極的に取り込み、最高のエンタメ体験の提供を通して、DMMが唯一無二の次世代エンタメプラットフォームとして進化していくことを目指しています。

DMMは会員数4,500万人を突破しましたが、ここからの成長は並大抵ではありません。 インターネットで成長してきた事業も、いよいよシェア争奪戦が苛烈になってきました。 我々の生き残りをかけた今後のプラットフォーム事業全体の成長の鍵は、「エコシステム化」「AIによるエンタメ進化への適応」「グローバル展開」の3つだと考えています。

私たちが目指すのは、単なるコンテンツ配信プラットフォームではありません。 変化するユーザーのニーズや技術革新に柔軟に対応し、ユーザー、クリエイター、さまざまなパートナーと有機的に繋がり、新しい価値が生まれる、変化に強い次世代のエンタメエコシステムです。 今後はいかにスピーディーにユーザーに求められるものをプラットフォームに取り込んでいくかに挑戦していきたいと考えています。

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また、AIの進化は、エンタメのあり方を根本から変えようとしています。 例えば、AIがパフォーマーやクリエイターの役割を担うことで、エンタメの表現形式は多様化していきます。 具体的には、顧客の好みに最適化されたAIのアイドルがAIの創作した楽曲でライブパフォーマンスするなど、従来の枠組みを超えた新たなエンタメ体験が生まれる可能性があります。 我々もユーザー・クリエイターとAIが共創する新たなエンタメ体験を提供するプラットフォームへ進化していかなければなりません。

そのために、私たちは国内外のさまざまなパートナーとの戦略的なアライアンスを積極的に推進していきます。 日本の現状を踏まえると海外にもチャレンジしていかなければなりません。 過去何度か海外展開にチャレンジしてきましたが、うまくいかなかった経験から奥手になっている部分もありますが、そうも言っていられません。 将来的には、この国内で培った強固な基盤とノウハウを活かし、グローバル展開も目指していきたいと考えています。

これは、既存のエンタメ業界の枠を超え、変化を力に変え全く新しい価値を創造する挑戦だと思っています。

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――そんなDMMに合うのはどんな人だと思いますか?

DMMでは、費用対効果を常に意識し、自ら会社や顧客に対してインパクトを作れる人、つまり「自分が成し遂げるべきことは何か」「DMMやその先のお客様にどのようなインパクトを与えられるか」を考えながら仕事の価値の最大化に取り組める。 そんな情熱的な人がDMMには合っているんじゃないでしょうか。 受け身ではなく、自ら課題を見つけて解決していく、そういう起業家(事業家)精神を持った人が活躍できる環境だと思います。 DMMは、先ほどお話したような壮大なプロジェクトを共に推進する、革新的な発想と高い実行力、そして変化への柔軟性を持つ人材を求めています。

――最後に、メッセージをお願いします。

DMMは、変化と挑戦を通してエンタメの未来を創造していく集団です。 将来的には、この国内で培った経験と強みを活かし、世界にも挑戦していきたいです。 DMMには、変化の激しいエンタメ業界で、変化をチャンスに変えながらエンタメの未来を共に創造していくための最高の環境が用意されています。 挑戦を後押しする文化、潤沢な資金、そして何より、あなたのアイデアを実現するための最高の舞台が用意されています。 変化をチャンスと捉え、DMMユーザーを魅了する新しいエンタメ体験を、私たちと一緒に創りませんか?

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※掲載内容は20251月時点のものです