学生による発表会の様子
障がい者のリモートワーク拡充には、それぞれの障がいや体調、仕事面でのスキル、マインドなどを把握し、スムーズに業務を推進していく「コーディネーター」の採用育成が課題となっています。今回のインターンシップは、障がい者のリモートワーク拡充のカギとなるコーディネーター職の採用育成スキームを課題として、8月29日より一週間実施しました。
インターンシップに参加した4名の大学生は、障がい者のリモートワークの基礎を学んだ後、OKIワークウェルとDMM.comの在宅勤務社員に話を聞いたり、仕事の打ち合わせや定例会に参加し在宅勤務を体験することで、在宅勤務の現状と課題に対する理解を深めました。最終日には、コーディネーター職の採用育成スキームを提案する発表会を実施しました。
DMM.comとOKIワークウェル、北陸人材ネットは、今回の活動を第一弾として、今後もそれぞれの知見をシェアするとともにより多くの障がい者のリモートワークの場を広げるスキームを構築することを目指します。将来的にはこのノウハウを使って他社へのコンサルを実施し障がい者の活躍の場のさらなる拡大への貢献を目指してまいります。
インターンシップの実施概要
期間:平成29年8月29日(火)~9月5日(火)
参加者:金沢星稜大学、金沢工業大学、石川県立大学の4名の学生
テーマ:「採用コンサルを体験!人材確保に困っている企業に採用スキームを提案せよ!」
活動概要:クライアントとなるOKIワークウェルに対し、4名の学生にコーディネーター採用におけるコンサルティングとスキーム提案を行っていただきました。
スケジュール:
・8月30日(水) OKIワークウェル訪問
会社について、コーディネーターの職務について理解するとともに、人材ニーズをヒアリングし具体化する。
・8月31日(木) DMM.comラボ訪問
障がい者雇用について更なる理解を深めるとともに、コーディネーターの採用育成に 成功している事例について情報収集し、クライアントへの提案の質を上げる。
・9月5日(火) 最終プレゼン 15時00分~16時30分 北陸人材ネットにて実施
クライアントの求めている人材ニーズの明確化と、そのような人材を採用育成するにはどのような手法が有効であるかのプレゼン提案。
(上記2社訪問時以外の活動拠点は、北陸人材ネットオフィス)
【用語解説】
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社のこと。
※沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
※株式会社沖ワークウェルは、通称をOKIワークウェルとします。
※本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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