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インタビュー

事業拡大のプロとして、 DMMをまだ見ぬ フェーズへ。

執行役員 エンターテインメント&EC本部長
  • 岩本 健太郎

やってはいけないことだけ決めて、
あとは自由になんでもの会社。

前職ではEコマース関連の外資系企業で事業本部長を任されていました。実は当初はそこを辞めるつもりは全くありませんでした。では、なぜDMMに入社することになったかというと、様々なディスカッションを通じて「商いに没頭できる環境がある」と確信したからです。

実家が町工場を経営していて、小さい頃からいつも目にしていたのは社長である父の姿。経営が身近な環境で育ちました。いずれは自分自身で経営をリードする仕事がしたい。その想いを軸にこれまで働く会社を選んできました。一方で、企業は事業規模が拡大するにつれ、組織が複雑化し何かを決めるにも多大な時間や調整を要しますし、商い以外の事もたくさん増えてきます。その点に少し窮屈さを感じていました。

その点、DMMは事業が拡大しているにも関わらず、いまだにゼロイチの取り組みに旺盛で自由にチャレンジを続けている。語弊を恐れずに言えば、絶対にやっちゃいけないことだけ決めて突き進んでいく企業。大きな裁量権をもって、なんでも挑戦できるところに一番の魅力を感じました。

私のミッションは「DMMを次のフェーズに持っていっていく」こと。DMMはゼロイチが得意な企業ですが、これからはそのイチを100や1000に成長させることにも注力していかなければいけません。私が期待されているのは、まさにその部分。これまでのキャリアで培ってきた事業拡大のためのスキルを存分に発揮していきます。

担当するエンターテインメント本部ではオンラインクレーンゲームやオンラインくじといったサービスを展開していますが、事業の成長速度をよりいっそう加速させ、組織についても洗練化させていくつもりです。

 

基本の徹底が事業を大きくする。

どんな事業でも取り組むべき内容に大きな違いはないと考えています。私の信念は基本を徹底すること。オンラインクレーンゲームやオンラインくじの景品ひとつとっても、お客様にとって魅力的なラインナップになっているのか。お客様が利用するサイトやアプリは果たして本当に使いやすい設計になっているのか。商品やサービスの価格は適正なのか。一度がっかりしたお客様は二度と戻ってきてくれません。

もちろん、事業の成長にはあっと驚かせるようなイノベーションも必要でしょう。でも、そもそも基礎がしっかりしてこそのイノベーションです。この重要な点を見逃しているサービスは世の中にとても多いと感じます。だからこそ、基礎を堅牢にすることにフォーカスする。事業の拡大のためには不可欠なアプローチです。

 

大きなビジョンが、成長をより加速させる。

それともうひとつ、掲げる目標の大きさが事業拡大のスピードを左右します。短期的な目標達成や足元の達成率のことばかりに目を向けると、どうしてもその目標は小さくなりがちです。確かに事業は少しずつ成長するかもしれませんが、そのスピードは決して速くはなりません。

そうではなく、市場規模などを精査し、その事業を5年後、10年後にどれくらいの規模にもっていきたいか、そこから逆算して目標を設定すべきだと考えます。そうすることで自ずと今会社に足りない部分や今後新たにやるべきことの優先順位が見えてきます。あとは、シンプルに大きな目標に向かって突き進むだけ。最初に目指すゴールをどこに設定するかで、たとえ同じ期間でも結果は全く変わってきます。

世の中の人に、「オンラインくじをやるならDMMだよね」「オンラインクレーンゲームをやるならDMMだよね」と、思ってもらえるような魅力的な事業に成長させていきたいと思っています。